庭におすすめの多肉植物【決定版】地植え・雨ざらしOK!初心者でも安心な選び方と育て方
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庭におすすめの多肉植物【決定版】地植え・雨ざらしOK!初心者でも安心な選び方と育て方

5/1/2025, 7:47:03 AM

庭を彩る多肉植物。地植えOKな丈夫な品種から、おしゃれな寄せ植えまで。庭におすすめの多肉植物の選び方・育て方を徹底解説します!

Table of Contents

「多肉植物って、室内でちまちま育てるものでしょ?」

なぜ庭に多肉植物?魅力とメリット

「庭に多肉植物なんて、ちょっと変わってる?」いえいえ、それが今、密かなブームなんです。なぜ庭に多肉植物なのか? その魅力は、まず何と言ってもその手軽さです。水やりは控えめでOK、肥料もほとんどいらない。忙しい毎日を送る私たちにとって、これほどありがたい植物はありません。さらに、多肉植物は種類が豊富で、ぷっくり、つぶつぶ、とげとげ…と、見ているだけで楽しくなるようなユニークな形や色をしています。これらの植物を庭に配置すれば、まるで異国の風景が広がるような、個性的で魅力的な空間を作り出せるんです。一般的な草花とは一味違う、独特の存在感が庭のアクセントになります。それに、一度根付けば、少々のことではへこたれない丈夫さも魅力。日本の気候にも意外と適応する種類が多いんですよ。

庭におすすめの多肉植物【丈夫で育てやすい品種】

さて、庭に多肉植物を迎えたいと思っても、「どれを選べばいいの?」って迷いますよね。日本の気候、特に雨や寒さに強い品種じゃないと、せっかく植えてもダメになっちゃうかも…そんな心配、ごもっともです。でもご安心を。実は、庭におすすめの多肉植物の中には、驚くほど丈夫で、多少の雨ざらしや霜にも耐える頼もしい種類がいくつかあるんです。例えば、セダムの仲間やセンペルビウムの仲間は、まさに庭向き。寒さに強く、特別な世話をしなくてもモリモリ増えてくれるものが多いんですよ。一度庭に根付くと、まるでその場所が元々彼らの故郷だったかのように、自然な姿で広がっていきます。これらの品種を選べば、初心者でも気軽に庭での多肉植物ライフを始められます。

庭で多肉植物を地植えするコツ

場所選びが成功の鍵

「よし、庭に多肉植物を植えるぞ!」と思ったら、まず最初に考えたいのが「どこに植えるか」です。

これが庭で多肉植物を地植えするコツの最初のステップ。

多肉植物の多くは、とにかく日当たりと水はけが良い場所を好みます。

一日中ガンガン日が当たる必要はありませんが、最低でも半日以上は日が当たる場所を選びましょう。

そして、超重要ポイントが水はけです。

日本の梅雨や長雨は、多肉植物にとって最大の敵。

水が溜まりやすい場所だと、根腐れであっという間にダメになってしまいます。

ちょっと小高くなっている場所や、斜面になっている場所は自然と水が流れやすいのでおすすめです。

もし平坦な場所しかない場合は、後で説明する土壌改良で水はけを良くする工夫が必要です。

「うちの庭、粘土質で水はけ悪そう…」と諦めるのはまだ早いですよ!

土壌改良と植え付けのポイント

場所を決めたら、次は土作り。

これも庭で多肉植物を地植えするコツとして外せません。

多肉植物は水はけの良い「痩せた土」を好むので、庭の土に鹿沼土や軽石、パーライトなどを混ぜ込んで、水はけを劇的に良くしてあげましょう。

堆肥や腐葉土などの有機物を入れすぎると、水持ちが良くなりすぎて逆効果になることも。

思い切って砂利や軽石を多めに混ぜるくらいでちょうどいいかもしれません。

植え付ける際は、苗の根鉢を少し崩して、土となじみやすくしてあげると根付きやすいです。

苗と苗の間隔は、将来大きくなることを考えて、少し広めにとるのがおすすめです。

ぎゅうぎゅうに植えすぎると、風通しが悪くなって蒸れたり、病気になりやすくなります。

植え付け直後は、根付くまで少し水やりが必要ですが、その後は日本の自然の雨だけで十分な場合が多いです。

水はけを良くするための土壌改良材

  • 鹿沼土:粒状で水はけ・通気性を高める
  • 軽石:多孔質で軽量。水はけと根張りを助ける
  • パーライト:真珠岩を高温で焼成。非常に軽く、水はけ・通気性を向上
  • 川砂:細かい砂利。土に混ぜると隙間を作り水はけを良くする

植え付け後の管理と冬越し

無事に庭に多肉植物を植え付けたら、あとは基本的に「放置気味」で大丈夫。

これが庭で多肉植物を地植えするコツの一番楽なところかもしれません。

水やりは、植え付け直後を除けば、ほとんど必要ありません。

雨が降ればそれで十分。

真夏のカンカン照りが何週間も続くようなら、夕方に少しだけ水をあげる程度で十分すぎるくらいです。

肥料も基本的に不要。

むしろ肥料をあげすぎると徒長して形が崩れたり、病害虫に弱くなったりします。

冬越しについては、選んだ品種によります。

セダムやセンペルビウムの多くの品種は日本の冬でも屋外で越せますが、霜が心配な地域やデリケートな品種の場合は、不織布をかけたり、軒下に移動させたりといった対策が必要になることもあります。

「ちょっとスパルタかな?」くらいの環境が、多肉植物にとってはちょうど良いんです。

庭におすすめの多肉植物Q&A

「庭におすすめの多肉植物」って、雨ざらしで本当に大丈夫?

「庭におすすめの多肉植物」って言われても、やっぱり気になるのが日本の雨ですよね。

特に梅雨なんて、何日も雨が続くじゃないですか。

多肉植物って乾燥に強いイメージだから、水に弱いんじゃないの?って不安になりますよね。

正直に言うと、どんな多肉植物でも雨ざらしでOK!ってわけじゃないんです。

種類を選ばないと、あっという間に根腐れしたり、葉がジュレて溶けちゃったりします。

でも、大丈夫!

さっきお話ししたセダムとかセンペルビウムみたいに、原産地が比較的寒い地域だったり、岩場なんかに自生していたりする種類は、日本の雨や湿気にも意外と強いタフさを持っています。

もちろん、いくら丈夫でも、水はけの悪い土に植えたり、一日中ジメジメしているような場所に置いたりすればダメになります。

「庭におすすめの多肉植物」として紹介される品種は、そういった日本の環境にある程度適応できるポテンシャルを秘めている、ということ。

適切な場所と土を用意してあげれば、雨に打たれてもキラキラ輝く姿を見せてくれますよ。

冬の寒さや霜はどうすればいい?

もう一つ、庭で多肉植物を育てる上で心配なのが冬ですよね。

特に霜が降りる地域だと、「凍え死んじゃうんじゃ…」って心配になります。

これも品種選びが重要なんですが、「庭におすすめの多肉植物」として選ばれる種類の中には、マイナス数度まで耐えられるものも結構あります。

セダムの仲間なんかは、地上部が枯れたようになっても、根が生きてて春にまた芽を出すタイプが多いです。

センペルビウムは、葉っぱがぎゅっと締まって色づき、寒さに耐える姿もまた魅力的。

ただし、すべての丈夫な多肉植物が日本の厳しい寒さに耐えられるわけではありません。

お住まいの地域の気候と、育てたい品種の耐寒性をしっかり確認することが大切です。

心配な場合は、軒下に移動させたり、不織布をふわっとかけてあげるだけでも、霜よけになります。

完全に室内に入れる必要はないけれど、ちょっとした気遣いで冬越し成功率がぐっと上がります。

品種選びに迷ったら、nipponplants.comのような信頼できるお店で相談してみるのも良い方法です。

庭植え多肉植物のよくある疑問と答え

  • Q: 肥料は必要ですか?A: 基本的に不要です。与えすぎると徒長します。
  • Q: 植え替えは必要ですか?A: 地植えの場合は、込み合ってきたら株分けする程度で十分です。
  • Q: どんな病害虫に注意すればいい?A: 蒸れると根腐れや灰色カビ病に、風通しが悪いとカイガラムシが発生することがあります。
  • Q: 増やせますか?A: 葉挿しや挿し芽、株分けなどで簡単に増やせる種類が多いです。

おわりに

庭に多肉植物を迎えるのは、決して難しいことではありません。

「庭におすすめの多肉植物」の中から、あなたの環境に合った種類を選び、少しだけ植え付けのポイントを押さえれば、あとは驚くほど手がかからずに育ってくれます。

雨風に打たれながらも、季節ごとに色を変え、少しずつ形を変えていく多肉植物の姿は、きっとあなたの庭に新しい魅力と発見をもたらしてくれるでしょう。

「植物は枯らしちゃうから…」と諦めていた方も、ぜひ一度、丈夫な多肉植物で庭づくりに挑戦してみてください。

土いじりの楽しさと、植物の生命力を身近に感じられるはずです。